
お気に入りだった夏服。
たくさん着て、たくさん汗をかいて、何度も洗濯をした一枚。
今年もよく着たから、そのままクローゼットへ。
…ちょっと待ってください。
夏服は、一年の中でも特に汗や皮脂、紫外線の影響を受けやすい季節の服です。
しまう前にほんの少しだけ手をかけることで、来年も気持ちよく袖を通せる一枚になります。
今回は、大切な夏服を長く楽しむためのお手入れのポイントをご紹介します。
黄ばみやニオイは、「しまう前」が大切

夏服は、汗を吸い、紫外線を浴び、何度も洗濯されます。
特に7月・8月は、一日に何度も着替えることもありますよね。
だからこそ、他の季節よりも生地への負担は大きくなります。
また、
「去年の白いTシャツ、今年出したら黄ばんでいた…。」
そんな経験もありませんか。
黄ばみの原因の多くは、汗や皮脂汚れが繊維に残ったまま時間が経つこと。
一見きれいに見えても、目には見えない汚れが残っていることがあります。
収納する前には、
・汗をかいた服は早めに洗う
・襟元や脇など汗をかきやすい部分を確認する
・しっかり乾かしてから収納する
このひと手間が、来年の気持ちよさにつながります。
汗をかいた日は、早めのお手入れがおすすめ

汗をたくさんかいた日は、できるだけ早めに洗濯するのがおすすめです。
素材によってお手入れ方法は少し異なりますが、洗濯表示を確認し、
それぞれに合った方法でケアすることで、お気に入りの風合いを長く保つことができます。
お気に入りは、しまい方で決まる

お気に入りの服を長く楽しむためには、収納方法も大切です。
例えば、ブラウスやシャツ、ワンピースなどはハンガーに掛けることでシワになりにくく、次に着るときも気持ちよく袖を通せます。
一方で、メリノウールやニット、ダブルガーゼなど、やわらかく伸びやすい素材は、長期間ハンガーに掛けたままにすると肩部分が伸びてしまうことがあります。
また、メリノウールは畳んで収納すると風合いを保ちやすいです。
シーズンオフに収納する際は、きれいに畳んで風通しの良い場所で保管すると安心です。
ハンガー収納向き・・・シャツ・ブラウス・ワンピース・リネン素材
畳んでの収納向き・・・メリノウール・ニット・ダブルガーゼ・伸びやすいカットソー
素材によって収納方法を変えるだけでも、お気に入りの服を長く楽しめます。
「来年もこれを着たい。」
そう思える服は、着る時間だけでなく、しまう時間も大切にされています。
収納するときに少しだけ丁寧に扱う。
素材に合ったお手入れをする。
それだけで、来年クローゼットを開けたときの気持ちはきっと変わります。
おわりに

SPANでは、毎日心地よく着られることはもちろん、
長く愛用していただけることも大切にしながら服づくりを行っています。
お気に入りの一着が、今年だけで終わるのではなく、
来年も、その先も心地よく寄り添ってくれる存在になりますように。